愛子さま23歳の誕生日 思いやりある上司や先輩に見守られ“仕事にやりがい” 国際親善の場は“意義深い時間”
天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは、12月1日23歳の誕生日を迎えられました。
宮内庁によりますと、ことし4月から社会人となった愛子さまは、皇族としての経験を少しずつ積み、忙しくも充実した日々を送られています。
勤務先の日本赤十字社の青少年・ボランティア課では、思いやりのある上司や先輩に温かく見守られ、指導を受けながら、仕事にやりがいを感じつつ、社会人として成長できるよう、日々の業務に真摯に取り組まれているということです。
公務や宮中行事の機会も増え、初めて出席したケニア大統領夫妻との宮中昼食会では、国際親善の場は外国の歴史や文化、風土への理解を深める貴重な機会であると同時に、日本の魅力も発信できる意義深い時間であると実感された様子だったということです。
また初の単独地方公務となった佐賀県訪問では、県の赤十字血液センターで被災者支援の活動などを聞き、平時から幅広い関係者が顔の見える関係性を構築し、連携して災害に備えることの大切さを改めて実感するなど、それぞれの場所で有意義な経験ができたことを喜ばれていたということです。
お住まいでは、8月、猫の「みー」が息を引き取ったことをさびしく思いつつ、犬の「由莉」や猫の「セブン」などと触れ合う時間を大切にし、また両陛下との散策や職員とのバレーボールなど体を動かすことを楽しみにされているということです。