キャバクラ経営者、9千万円脱税容疑 名古屋国税局告発
ホステスらの給与にかかる所得税など計約9千万円を脱税したとして、名古屋国税局は、静岡市内でキャバクラを展開する渡辺隆太郎経営者(29)=同市葵区=を所得税法違反容疑で静岡地検に告発した。渡辺経営者は容疑を認めているという。
渡辺経営者は、公安委員会で風俗営業の許可を受ける際、従業員を責任者にして経営の実態を隠したとされ、国税局は「自分に調査が及ばないよう工作をした」とみている模様だ。
関係者によると、渡辺経営者は2012年秋までの約2年半で、経営する同区両替町などのキャバクラ6店のホステスらに給与約4億5千万円を支払い、その際に源泉徴収した所得税約7500万円を税務署に納めなかったとされる。
渡辺経営者は、公安委員会で風俗営業の許可を受ける際、従業員を責任者にして経営の実態を隠したとされ、国税局は「自分に調査が及ばないよう工作をした」とみている模様だ。
関係者によると、渡辺経営者は2012年秋までの約2年半で、経営する同区両替町などのキャバクラ6店のホステスらに給与約4億5千万円を支払い、その際に源泉徴収した所得税約7500万円を税務署に納めなかったとされる。