銀座クラブ経営者、1億7500万円脱税で告発 東京国税局 4年前にも有罪
東京・銀座のクラブのホステスらの給与から天引きした源泉所得税約1億7500万円を脱税したとして、東京国税局が所得税法違反罪で、クラブ経営会社「花椿」など5社と、実質経営者の佐藤成子元役員(69)を東京地検に刑事告発していたことが24日、関係者への取材で分かった。
佐藤元役員は同様の手口で約2億4600万円を脱税したとして20年4月に同法違反罪で在宅起訴され、懲役2年、執行猶予4年の有罪が確定しており、執行猶予期間中だった。一部を納付したとみられる。
関係者によると、佐藤元役員は銀座の会員制高級クラブ「マンダリン」、「リッツクラブ」の2店を運営。
平成22年5月〜25年10月までの間、100人近いホステスや従業員の給与や契約金から源泉徴収した所得税の大半を申告せず、約1億7500万円を脱税したとされる。
隠した所得は店内改装などの事業資金に充てられていたという。
佐藤元役員は同様の手口で約2億4600万円を脱税したとして20年4月に同法違反罪で在宅起訴され、懲役2年、執行猶予4年の有罪が確定しており、執行猶予期間中だった。一部を納付したとみられる。
関係者によると、佐藤元役員は銀座の会員制高級クラブ「マンダリン」、「リッツクラブ」の2店を運営。
平成22年5月〜25年10月までの間、100人近いホステスや従業員の給与や契約金から源泉徴収した所得税の大半を申告せず、約1億7500万円を脱税したとされる。
隠した所得は店内改装などの事業資金に充てられていたという。