農業実習の中国人が不法就労 経営者ら逮捕
農業実習の目的で日本に滞在している中国人の女をホステスとして働かせたとして、熊本県八代市のクラブなど3軒の飲食店が28日夜、警察の摘発を受け、中国人経営者ら計5人が逮捕された。
出入国管理および難民認定法違反の疑いで逮捕されたのは、八代市でクラブを経営する楊丹丹容疑者(39)ら飲食店経営の女2人と、楊容疑者の店を含む3軒の飲食店で働いている20代から30代の女3人の、いずれも中国人5人。
警察によると、いずれの飲食店も、農業の技能実習目的で熊本県内の養鶏農家に来ていた女3人に、ホステスとして客の接待をさせていた疑いが持たれている。
5人のうち2人は容疑を否認しているという。