秋田市女性殺害 被告の男女に実刑判決
去年5月、秋田市で起きた飲食店従業員殺害事件の裁判員裁判が開かれ、被告の男女に実刑判決が言い渡された。
判決を言い渡されたのは、元飲食店従業員の神山達也被告(27)と秋元麗奈被告(22)。
起訴状などによると、2人は共謀して同僚の伊藤理香子さん(当時22)を睡眠薬で眠らせ首を絞めて殺害し、遺体を山に捨てたとして、殺人と死体遺棄の罪に問われている。
5日の裁判員裁判で、福士利博裁判長は神山被告に対し「主導的な立場にあった上、犯行は卑劣かつ悪質」として、懲役17年の実刑判決を言い渡した。
一方、秋元被告には「殺害の準備に積極的に関与した」としながらも「殺害については従属的な立場だった」として、懲役13年の実刑判決を言い渡している。