銀座クラブママ悲鳴 キャスト守るために…「8時閉店を守っていけるか心配」
緊急事態宣言を受け、飲食店は午後8時までの時短営業を要請され、外食産業が悪戦苦闘している中で東京・銀座の高級クラブも悲鳴を上げている。
銀座で1996年から「ル・ジャルダン」など4店を経営する望月明美ママ(55)は「8時閉店を守っていけるのか心配です」と苦しい胸の内を語った。
時短営業要請を受け、午後8時だった開店時間を8日から午後5時に早めることを決めた。
変更初日となった8日には早めに来店して楽しむ客の姿も多く見られたが、銀座のクラブでは午後8時30分ごろから飲み始める客が多いといわれる。そのため、明美ママは「この状態が続くかは不安」と語る。
「ウチの店では幸いコロナ患者は出ていないが、2000人もの新規感染者が連日出る中で協力していかなければ。けれど、売り上げが落ちて苦しくなる女の子(女性キャスト)たちも助けなければいけない」と語った。
先行きの不安を語る女性キャストも多いそうで「今後、売り上げが落ちて苦しくなったとしたら、時短を続けられるのかと不安になる」と話した。