「収入は100分の1になった」障害者専門の風俗嬢が明かす仕事への思い
7月11日、乙武洋匡氏が自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿しました。障害者専門の風俗店で働く加奈子さんをゲストに招き、収入や仕事への思いなどの話を聞いています。
元々は一般の風俗店に勤務していたという加奈子さん。同じ風俗業界といえど一般人向けと障害者向けとでは給与に差が出てしまうそうで「(収入は)100分の1くらいじゃないですか」と明かしました。
それでも障害者専門の店で働くのは「年齢的なものもあり、もう(一般向けの店は)卒業したので。あとやり残している障害者さん向けの風俗だ、と思って…」と説明しています。
乙武氏が「やり残していること」について深堀りすると、加奈子さんは20歳のころに河合香織氏の「セックスボランティア」という本を読んだ経験を告白。
「私もいつかそこで働くんだ」と決意したものの、月日が経つにつれてそれを忘れていったそう。しかし一般向けの店を辞めるタイミングで思いが再燃したとのことです。
話を受けた乙武氏に「昔そこまで稼げてて、今はこれだけかって思っちゃったりはしないんですか?」と問われた加奈子さんは「そうですね、思いませんね」とあっさり。
「お金を稼いでも幸せになれなかった」「(障害者の手助けをすることで)小さい幸せを見出して行くのが楽しいなって思うようになったので」と話しています。