未成年の女性を風俗店で働かせる目的でスカウトを介して募集か 「名古屋の風俗王」と呼ばれた男らを逮捕
未成年の女性2人を風俗店で働かせる目的でスカウトを介して募集したとして、かつて「名古屋の風俗王」と呼ばれた男ら3人が逮捕されました。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、佐藤義徳容疑者(64)ら3人です。
捜査関係者によりますと、佐藤容疑者らは去年、当時18歳と19歳の女性2人を愛媛県松山市内の風俗店の従業員として働かせる目的で、スカウトを介して募集した疑いがもたれています。
3人の認否は明らかになっていません。
佐藤容疑者は、かつて名古屋市を中心とした風俗店グループの実質的経営者で、「名古屋の風俗王」と呼ばれ、指定暴力団・六代目山口組傘下・弘道会の資金源と指摘されていました。
警察は、佐藤容疑者が今も実質的に風俗店グループの経営に関わっているとみて、背後関係を詳しく調べています。