史上最年少市長誕生 芦屋市長に灘、ハーバード大出身の26歳・高島崚輔氏 一夜明け「感謝の駅立ち」
任期満了に伴う兵庫県芦屋市長選が23日に投開票され、26歳の無所属新人でNPO法人理事長の高島崚輔氏の初当選が確実となった。
再選を目指した現職の伊藤舞氏(53)ら3氏を破った。
全国市長会などによると、市長当選時の年齢でこれまで最も若かった27歳を更新。現職首長としても最年少となる。
市長当選時の最年少は、1994年に東京都武蔵村山市長に当選した志々田浩太郎氏の27歳だった。現職で最も若い首長は大阪府泉南市長の山本優真氏(32)。
高島氏は大阪府箕面市出身。灘中、灘高時代の生徒会活動がきっかけで芦屋市と関わるようになり、市政になどの興味を持ったという。
その後、東大を経て米ハーバード大を卒業。2022年に「芦屋を世界一のまちにしたい」と出馬表明し、18歳までの医療費無償化や生徒の特性に応じた教育の必要性などを訴え、市民との対話集会を重ねて支持を広げた。
一夜明けた24日、自身のインスタグラムとツイッターを更新。
「一夜明けて、今朝はJR芦屋駅にて感謝の駅立ち。たくさんの方から祝福と激励のお言葉をいただき、身の引き締まる思いと、『これからやるぞ!』というワクワクした気持ちです。改めて19,779もの票を賜り、当選させていただいたこと、心から感謝申し上げます。ありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。