靖国神社の石柱落書き事件、中国籍の14歳少年に逮捕状…中国語で「トイレ」などと書いた疑い
東京都千代田区の靖国神社で8月、境内の石柱に落書きがされた事件で、警視庁は21日、器物損壊と礼拝所不敬の両容疑で、中国籍の少年(14)の逮捕状を取った。少年はすでに出国しているという。
捜査関係者によると、少年は8月18日午後10時頃、靖国神社の境内入り口付近にある石柱と台座に、黒色のフェルトペンで「トイレ」を意味する中国語や英語などを書いた疑い。事件直後、自分のSNSに落書きされた石柱の画像を投稿していたという。周辺の防犯カメラの映像から浮上した。
少年は数日前に親族とみられる女性と来日。事件後は宿泊先の新宿区のホテルに戻り、翌19日に出国していた。同庁は少年が単独で落書きをしたとみている。