蓮舫氏、殺害予告に声明「民主主義の根幹なすものに対する挑戦で容認できません」街頭演説は継続
東京都知事選に立候補している前参院議員の蓮舫氏(56)が24日、X(旧ツイッター)を更新。自身の選挙事務所へ届いた殺害予告について声明を発表した。
この日、蓮舫氏の選挙事務所に「ナイフでめった刺しにして殺す」「爆薬を仕掛けて爆破する」と殺害を予告するファクスが届いていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁が脅迫容疑で捜査している。
蓮舫氏は事務所名で「【蓮舫に対する脅迫について】」と切り出した。「一部報道がありますが、本件については既に警察に被害届の提出を行い、警察当局が厳正な捜査に着手しています」と報告。さらに「詳細の開示については事件の捜査に支障をきたす恐れがあるため差し控えます」とした。
続けて「選挙という民主主義の根幹をなすものに対する挑戦であり、決して容認できません」と記述。最後に「今後も、候補者のみならず街頭演説にお集まりの方を含め、安全が確保されるよう陣営全体で取り組んで参ります。2024.6.24 蓮舫事務所」と締めくくった。
捜査関係者によると、23日、東京都内にある蓮舫氏の事務所に「硫酸を手に入れた。立憲民主党の議員と家族にアタックする」などと記載されたファクス1枚が届いた。
蓮舫氏側が同日、被害届を出した。