麻生太郎氏、過労で静養の小池百合子都知事に「自分でまいた種でしょうが」
麻生太郎財務相は25日、過労で静養している東京都の小池百合子知事について「自分でまいた種でしょうが」と述べた。
同日告示された東京都議選で、青梅市選挙区の自民党新人候補の応援演説をした際の発言。
麻生氏は、小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会を「代表の国会議員がいないから(国に)話が通じない」と指摘。
「従って知事が自分でやる。過労で倒れた。同情してる人もいるかもしれんけど、(小池氏が)そういう組織にしたんだから」と批判し、都議について「自民党とつながってる人がいなきゃ話がつながらない。一番上が国会であるならば」と強調した。
応援演説が行われた青梅市内の沿道には多くの聴衆が詰めかけた。同市選挙区には都民ファの現職も出馬し、1議席を争う。
小池氏は22日、過労で静養が必要になったとして公務を離れ、都内の病院に入院した。