塩村文夏議員がデマ拡散に怒り 被害者親からの文書代読のはずが「私の大学生の娘がホストにはまり…」
立憲民主党の塩村文夏参院議員が19日、X(旧ツイッター)で拡散されているデマに怒りをあらわにした。
問題となっているのは、女性がホストクラブに没頭する「ホス狂」の問題を取り上げた14日の参議院内閣委員会の動画。
塩村議員は、被害者の親から届いた「恥ずかしながら私の大学生の娘20歳もホストにはまり、風俗店で働いています」という文書を代読した。
しかし、Xで拡散された動画では「被害者の親の声を代読した」という説明が入っておらず、その結果「塩村議員の娘がホストにはまっている」というデマが広がった。
さらに「なんで塩村議員のホス狂い娘のために、税金使って援助するのよ」「なんで躾が出来ない親の尻拭いに税金使うの?」などと、事実無根の批判も動画とともに拡散された。
デマ拡散を受け、塩村議員は19日、Xに「昨日からこんなデマが広まり続けています。嫌がらせがひどく大変。デマはやめましょう」と投稿。
「デマ拡散については、法的措置も考えます」と警告した。
塩村議員は2019年に初当選。政治家に転身する前は、日本テレビ系バラエティー番組「恋のから騒ぎ」に出演していたことで知られる。