高橋茉莉さんの訃報に国民・玉木雄一郎代表が追悼「深い悲しみを禁じ得ません」
元フリーアナウンサーで、4月の衆院東京15区補選で国民民主党の公認を取り消しとなっていた高橋茉莉さん(27)が死亡したことが9日、分かった。
今月4日に都内のマンションで高橋さんが倒れているのが発見され、死亡が確認された。自殺とみられる。
高橋さんは慶大卒で、ミス慶応、ミス日本に出場歴があり、在学中からアナウンサー、タレント活動していた。
外資系ITコンサルティング会社に勤務していた際に国民の公認候補として、発表され、党大会でも存在感を見せていた。
ところが、その後、突如、党から出馬辞退を迫られたと涙ながらに告白。生活保護受給中のラウンジ勤務が取りざたされ、国民の玉木雄一郎代表はXで「法令に抵触するおそれのある事実が明らかになりました」とポストしたが、プライバシー保護を理由に真相は明かさないまま。両者の間で、バトルになり、最後は高橋さんが政界引退を表明する騒動となっていた。
玉木氏はこの日、Xで「一般人の自殺をことさら報じる意義がどれだけあるのか」とメディアに苦言を呈していたが、ネット上で炎上。3時間後に削除し、こうポストした。
「高橋茉莉さんとは東京15区補選でご縁を得て、公認取り消しにはなりましたが、その後も心配しており、ときどきSNSなどで元気な様子を拝見して安心もしていました。それだけに、今回の突然の訃報に非常に驚くとともに、深い悲しみを禁じ得ません」と悼んだ。
その上で「今回、本件をX上で直接触れるべきかどうか悩みました。深く心を痛めておられるであろうご遺族や関係者の皆さんが、広く情報が拡散されることをどのように思われるのか、また、報道された記事には自殺方法なども書かれており、WHOのガイドライン等に照らして、二次的な被害を誘発しないかなどを、慎重に考えた上で、直接言及しない形を取りました。しかし、こうした発信のあり方に対して、皆様から適切ではないなどのご指摘やご指導をいただきましたので、先のポストは削除することといたします。改めて、高橋茉莉さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。本当に残念でなりません」と説明し、改めて高橋さんを追悼した。