20代女性がホームと列車の間に転落し左足切断 東急東横線渋谷駅
15日午前5時45分ごろ、東京都渋谷区の東急東横線渋谷駅のホームで、20代の女性が、発車直後の渋谷発元町・中華街行き急行電車(8両)の連結部分とホームの隙間に転落し、下半身を挟まれた。
電車はそのまましばらく女性を引きずって停車。女性は病院に搬送されたが、左足切断の重傷を負った。
警視庁渋谷署によると、女性は酒に酔っていたといい、何らかの原因で誤って転落したとみられる。同署は、詳しい事故の原因を調べている。
東急電鉄によると、当時、ホームに警備員3人がおり、このうち1人が悲鳴に気付いて緊急停止ボタンを押したため、電車が止まった。
電車は発車前、乗車用と降車用のホームの両方に接していたが、女性が挟まれたのは降車用で、車両のドアは閉まっていた。
この事故の影響で、東急東横線と直通運転する横浜高速鉄道みなとみらい線の計35本が運休し、最大1万8千人に影響が出た。