涙見せ謝罪…女児虐待死で懲役13年求刑
埼玉・狭山市で、当時3歳の女の子に虐待を繰り返し、死亡させた罪などに問われている男の裁判で、検察側は「無慈悲かつ卑劣で極めて悪質な犯行だ」として懲役13年を求刑した。
大河原優樹被告(26)は、去年1月、同居していた藤本彩香被告(24)と共謀し、藤本被告の娘の羽月ちゃんの顔に熱湯をかけてヤケドさせ、全裸のまま浴室に放置するなどして、死亡させた罪などに問われている。
17日の裁判でさいたま地検は、「無慈悲かつ卑劣で極めて悪質な犯行だ」として懲役13年を求刑した。
また弁護側の最終弁論で、大河原被告は「つらい思いをさせて本当にごめんなさい」と涙を見せ、羽月ちゃんに謝罪した。