田代まさし容疑者逮捕 覚醒剤取締法違反の疑い 今年7月にはNHKEテレで薬物依存症の恐ろしさ力説も
元タレントの田代まさし(本名政)容疑者(63)が宮城県塩釜市と東京都杉並区で覚せい剤を所持したとして、覚醒剤取締法違反の疑いで6日、宮城県警に逮捕された。
逮捕容疑は、8月23日に宮城県塩釜市の宿泊施設で、また11月6日に杉並区で、それぞれ覚醒剤を所持した疑い。
田代容疑者は2001年、04年、10年と覚せい剤取締法違反で3度の逮捕歴がある。
現在は薬物更生施設「日本ダルク」に所属して薬物依存の実態を伝えるセミナーなどを行っていた。
自身のツイッターは11月1日まで更新されており、ユーチューブチャンネル「ブラックマーシー」をPRしていた。
田代容疑者は今年7月には薬物依存をテーマにしたNHKEテレのバラエティー「バリバラ」に講師役で出演。
生徒役のアイドルから「逮捕されてもやめようとは思わなかった?」と聞かれると「毎回思う」としながらも、「薬の魔力が勝ってしまってまた使って罰せられる。刑務所に入れられても、ただ“悪のコネクション”が広がるだけだった」と明かし、薬物依存症の恐ろしさを力説していた。