味がしない−異常訴えた森三中の黒沢かずこが新型コロナ陽性、せきなどは改善も味覚戻らず
吉本興業は4日、森三中の黒沢かずこが新型コロナウイルスに感染し、3日に陽性反応が出たことを発表した。
関係者によると、黒沢は3月21日昼頃、テレビ埼玉の番組収録中に発熱がみられ病院に行ったが、夜には平熱に戻ったという。医師の診断で2日間は自宅療養。25日に日本テレビでの収録で仕事復帰した。
だが、翌26日にコロナウイルス陽性を公表した阪神・藤浪晋太郎投手(25)が「味覚・嗅覚の不全を訴えている」という報道を受け、黒沢自身も同様の症状があるため、以後の仕事をキャンセルしていた。
その後、複数の医療機関を受診。1日にCT検査で肺炎の診断を受け、PCR検査で3日夜に感染が判明した。
黒沢は21日以降は平熱に戻っており、現在は肺炎、せきなどの症状は改善されたが、味覚不全は続いており、自宅で療養しているという。
25日に黒沢と仕事を共にしたメンバーの大島美幸(40)、村上知子(40)は濃厚接触者として、保健所の指導により自宅待機をしているが、現在のところ症状は出ていないという。
黒沢は月曜レギュラーの日本テレビ系「ヒルナンデス!」(月〜金曜・前11時55分)を3月23日、30日と2週連続で欠席し、心配の声が上がっていた。
吉本は「医療専門家、行政機関の指導のもと、黒沢の体調管理を徹底してまいるとともに、他の所属タレント、関係各位の皆様、社員への情報共有と健康観察などを通じて、感染拡大防止の措置をとってまいります」としている。