北九州市で1人新規感染 福岡市はキャバクラで拡大か
北九州市は16日、新たに小倉南区の90代女性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。
一方、福岡市は10日以降に陽性と判明した男女8人に関し、博多区の繁華街・中洲のキャバクラでクラスター(感染者集団)が発生した可能性があると発表。
中洲の接待を伴う飲食店268店に注意喚起の文書を郵送した。
福岡市によると、同市の30代男性2人が4日、東京から来た友人の30代男性4人と中洲のキャバクラに行き、15日までに6人全員の感染が判明。
既に感染を発表した20代女性と30代男性はいずれもキャバクラの従業員であることも14日までに分かった。
市は店側の協力が得られないとして、従業員の30代男性の勤務先しか特定できておらず、店名を明らかにしていない。
少なくとも1店舗で、クラスターが発生した可能性があるとみている。
北九州市によると、90代女性は意識障害で医療機関に搬送され、PCR検査の結果陽性が判明した。中等症で、感染経路は不明。
市は5月23日から19日連続で感染を発表。6月11日はゼロだったが、12日以降は5日連続で感染を公表している。