「コロナ消毒」洗濯機やレンジで紙幣損傷多発 韓国
韓国銀行(中央銀行)は14日までに、紙幣や硬貨への新型コロナウイルスの付着を心配し、洗濯機で洗ったり電子レンジにかけたりする事例が相次いでいると発表した。損傷したお金の交換量も増え、今年上半期は約60億ウォン(約5億4千万円)分に達した。
韓国銀行によると、コロナ以外の理由も含まれるが、交換量は前年同期比で約24億ウォン分の大幅増を記録した。韓国メディアは、紙幣や硬貨を通じて感染する可能性は「極めて低い」との専門家の意見も伝えた。
ソウル近郊の安山では、受け取った香典にウイルスが付着していないか不安になった住民が洗濯機で紙幣を洗浄し、細切れになったうちの約2300万ウォン分を韓国銀行が交換した。
西部仁川でも住民が電子レンジで焼損させた約500万ウォン分の紙幣の交換に応じたという。
韓国銀行は紙幣の4分の3以上が残っていれば同額の新しい紙幣と取り換え、損傷が大きい場合は減額や破棄で対応している。硬貨は形状や模様が識別できれば交換している。
韓国銀行によると、コロナ以外の理由も含まれるが、交換量は前年同期比で約24億ウォン分の大幅増を記録した。韓国メディアは、紙幣や硬貨を通じて感染する可能性は「極めて低い」との専門家の意見も伝えた。
ソウル近郊の安山では、受け取った香典にウイルスが付着していないか不安になった住民が洗濯機で紙幣を洗浄し、細切れになったうちの約2300万ウォン分を韓国銀行が交換した。
西部仁川でも住民が電子レンジで焼損させた約500万ウォン分の紙幣の交換に応じたという。
韓国銀行は紙幣の4分の3以上が残っていれば同額の新しい紙幣と取り換え、損傷が大きい場合は減額や破棄で対応している。硬貨は形状や模様が識別できれば交換している。