自殺者昨年比で7月以降増加 俳優死去報道が影響か
一般社団法人「いのち支える自殺対策推進センター」は21日、1〜8月の自殺者数の動向を分析した中間報告を公表した。
昨年比で7月以降増加したのは、人気俳優の死去報道が影響した可能性が高いとした。来年3月に確定値を基にした分析結果を公表する方針。
警察庁の統計(速報値)をみると、1〜6月の月ごとの自殺者数は前年同月比で最大17・7%減少。逆に7〜9月は最大15・7%増加している。
センターが7月の動向を日別に分析した結果、17日までは前年と比べて少なかったが俳優故三浦春馬さんの死去が報じられた18日以降増加。
特に報道から1週間は前年同期間や前1週間と比べて多く、20代男性や30代女性が目立った。
男女別でみると、7月以降は女性の自殺者が増加し、特に同居人がいる女性と無職の女性で多かった。
ドメスティックバイオレンスや育児の悩みなどが新型コロナウイルス禍で深刻化している可能性があるとした。8月は女子高校生の自殺者数が過去5年間で最多だった。
4〜6月に自殺者数が減ったことには「新型コロナによる死への恐怖で人々に自身の命を守ろうとの意識が高まった」ことなどが背景と分析した。
昨年比で7月以降増加したのは、人気俳優の死去報道が影響した可能性が高いとした。来年3月に確定値を基にした分析結果を公表する方針。
警察庁の統計(速報値)をみると、1〜6月の月ごとの自殺者数は前年同月比で最大17・7%減少。逆に7〜9月は最大15・7%増加している。
センターが7月の動向を日別に分析した結果、17日までは前年と比べて少なかったが俳優故三浦春馬さんの死去が報じられた18日以降増加。
特に報道から1週間は前年同期間や前1週間と比べて多く、20代男性や30代女性が目立った。
男女別でみると、7月以降は女性の自殺者が増加し、特に同居人がいる女性と無職の女性で多かった。
ドメスティックバイオレンスや育児の悩みなどが新型コロナウイルス禍で深刻化している可能性があるとした。8月は女子高校生の自殺者数が過去5年間で最多だった。
4〜6月に自殺者数が減ったことには「新型コロナによる死への恐怖で人々に自身の命を守ろうとの意識が高まった」ことなどが背景と分析した。