世界の都市生活費、大阪5位 パリなど3都市トップ
英誌「エコノミスト」の調査機関はこのほど、世界主要都市の生活費ランキング2020年版を発表した。
最も生活費の高い1位にはフランスのパリやスイスのチューリヒなど3都市が並んだ。
日本でトップ10に入ったのは同率5位の大阪のみで、前年の同率1位から下落。今年の調査では新型コロナウイルス流行の影響による変動が目立った。
発表では大阪の順位下落の理由として、新型コロナ感染拡大に伴う経済活動の停滞が物価に影響したことなどを挙げた。
地域別では、特に西欧の都市で生活費が上昇する傾向がみられた。感染急増で米景気の停滞が懸念されたことなどから、ユーロなどの欧州通貨が対ドルで上昇したことが一因とみられている。
商品別では、家電製品の価格が大幅に上昇。ロックダウン(都市封鎖)に伴う在宅勤務の広がりで、家庭用パソコンなどの需要が増えたことが影響した。
一方で下落が目立つのは衣料品。外出自粛のあおりで買い替え需要が縮んだのが響いた。
調査は「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が世界130都市以上を対象に、食品価格や交通費などを比べて指数化。
生活費が最も高かった3都市は他に香港。シンガポールが4位で、イスラエルの商都テルアビブが大阪と同率の5位。最も安かったのはシリアの首都ダマスカスだった。
最も生活費の高い1位にはフランスのパリやスイスのチューリヒなど3都市が並んだ。
日本でトップ10に入ったのは同率5位の大阪のみで、前年の同率1位から下落。今年の調査では新型コロナウイルス流行の影響による変動が目立った。
発表では大阪の順位下落の理由として、新型コロナ感染拡大に伴う経済活動の停滞が物価に影響したことなどを挙げた。
地域別では、特に西欧の都市で生活費が上昇する傾向がみられた。感染急増で米景気の停滞が懸念されたことなどから、ユーロなどの欧州通貨が対ドルで上昇したことが一因とみられている。
商品別では、家電製品の価格が大幅に上昇。ロックダウン(都市封鎖)に伴う在宅勤務の広がりで、家庭用パソコンなどの需要が増えたことが影響した。
一方で下落が目立つのは衣料品。外出自粛のあおりで買い替え需要が縮んだのが響いた。
調査は「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が世界130都市以上を対象に、食品価格や交通費などを比べて指数化。
生活費が最も高かった3都市は他に香港。シンガポールが4位で、イスラエルの商都テルアビブが大阪と同率の5位。最も安かったのはシリアの首都ダマスカスだった。