原発避難者ら「福島は、日本は五輪どごでねぇ」抗議
東京五輪の聖火リレーの出発地点となる福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)前で17日、東京電力福島第1原発事故の避難者らが大会への抗議活動を行った。
長い避難生活や新型コロナウイルス禍で経済的に苦しむ国民が多いとして「福島は、日本は、オリンピックどごでねぇ」と福島弁でシュプレヒコールを上げた。
抗議活動は原発事故の被災者団体が主催。約30人が「原発事故はまだ終わっていない。五輪なんて冗談でしょう」などと英語や中国語で書かれたプラカードを掲げた。
南相馬市から神奈川県に避難している村田弘さん(78)は「五輪に使うお金があるなら、自主避難者らへの避難先での家賃補助をなぜ打ち切ったのか」と国や県を批判した。
聖火リレーは、原発事故の収束作業の拠点だったJヴィレッジを25日に出発する。
長い避難生活や新型コロナウイルス禍で経済的に苦しむ国民が多いとして「福島は、日本は、オリンピックどごでねぇ」と福島弁でシュプレヒコールを上げた。
抗議活動は原発事故の被災者団体が主催。約30人が「原発事故はまだ終わっていない。五輪なんて冗談でしょう」などと英語や中国語で書かれたプラカードを掲げた。
南相馬市から神奈川県に避難している村田弘さん(78)は「五輪に使うお金があるなら、自主避難者らへの避難先での家賃補助をなぜ打ち切ったのか」と国や県を批判した。
聖火リレーは、原発事故の収束作業の拠点だったJヴィレッジを25日に出発する。