26歳の保釈中の容疑者がトラと車で逃走 ヒューストンでトラ騒動!
米テキサス州ヒューストンで、殺人罪で起訴されたあとに保釈されていた容疑者がトラを車に乗せて逃走。保釈は取り消され、トラは行方がわからなくなった。
10日にヒューストン警察がソーシャルネットワーク上で公表したもので、トラは9日にヒューストン市内の住宅街を歩いているのが目撃され、その現場には地元の保安官が立ち会っていた。
そのあと2017年の殺人事件で起訴されていたビクトール・ユーゴ・クエバス容疑者(26)がトラを車に乗せて逃走。
投稿された動画にはトラが保安官に向かって歩く姿が映し出されており、保安官は自宅にいた同容疑者がトラに向かって「戻れ」と叫んでいたのを聞いたとしている。
このトラをクエバス容疑者が飼っていたのかどうかは未確認。ヒューストン市内では体重が13・5キロ以下の動物なら飼育できるが、オリに入れられていないトラは対象外で、同容疑者はサルを2匹飼っていると伝えられている。
AP通信によれば、同容疑者の弁護士は「彼(クエバス容疑者)はもしかしたらトラを助けたヒーローかもしれない」と当局に対して安易に飼い主であると断定することに対して不満の意を表明。
なお発砲による殺人罪についても「自己防衛だった」として無罪を訴えている。