男子大学生をナイフで殺害 容疑の36歳男を逮捕 市川署
千葉県市川市の男子大学生を殺害したとして、市川署は12日、殺人の疑いで埼玉県三郷市高州3、自称運送業、斉藤陽一郎容疑者(36)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は10日午後11時ごろ、市川市稲荷木1の大学生、岩本健介さん(21)の自宅で、岩本さんの背中などを複数回ナイフのようなもので刺すなどして殺害した疑い。
同署によると、11日深夜、斉藤容疑者は両親とみられる男女に連れられて「人を殺してしまった」と同署に自首した。
署員が岩本さん方に駆け付けたところ、玄関近くの居室内で血を流して倒れている岩本さんを見つけた。岩本さんは現場で死亡が確認された。2人は知人同士だったとみられる。
斉藤容疑者が自首した際、血液のようなものが付着したナイフを1本持っていたという。
「殺したことに間違いない」と供述している。同署は詳しい経緯を調べるとともに、司法解剖して死因を特定する方針。