ロマンス詐欺容疑15人摘発 被害総額4億円と大阪府警
大阪府警は18日、交流サイト(SNS)で外国人などを装い、相手に恋愛感情を抱かせる国際ロマンス詐欺を繰り返したとして摘発したグループの捜査結果を発表した。
これまでに詐欺容疑などで日本人やガーナ人、カメルーン人の男女計15人を逮捕、書類送検し、他に指示役とみられる男1人を指名手配。
認定した被害者は30〜70代の男女65人で、被害総額は計約4億円に上るとした。
15人は2018〜21年、外交官やジャーナリスト、米軍の軍医などになりすましていたとされ、SNSで親密になった被害者に「宝石をプレゼントする」とうそを言って、送料名目で金を振り込ませるなどした疑い。