自転車に乗った女性に唾を吐きかけた上、女性の自転車を蹴り、車道に転倒させたとして、殺人未遂の疑いで36歳の男が逮捕されました。

警視庁によりますと、アルバイトの前川晃大容疑者は去年9月、東京・杉並区の甲州街道で、走行中の20代の女性が乗った自転車を足で蹴り、車道に転倒させ殺害しようとした疑いが持たれています。

2人に面識はなく、自転車に乗った前川容疑者が女性を追い越す際に唾を吐きかけ、その後、追いかけてきた女性に対し犯行に及び、女性は膝に軽いケガをしました。
現場は交通量の多い道路で、女性が転倒した際にもすぐ横をトラックが走っていたということです。

調べに対し、「せきをした際に唾がかかったが、わざと吐きかけてはない」「自転車を蹴った覚えはない」などと容疑を否認しているということです。