解禁されたボージョレ・ヌーボー、さっそく楽しんだ会社員「10年前に比べてレベルが上がっている」
フランス産の新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が16日午前0時に解禁された。
東京都渋谷区で開かれた解禁イベントには多くの愛好家が集まり、日付が変わったと同時に乾杯してフレッシュな味わいを楽しんだ。
今年は航空輸送コストの値下がりで、店頭価格が前年よりも1〜2割ほど安くなるとみられる。
サントリーは14年ぶり、サッポロは11年ぶりに主力商品の値下げを決めた。
今年の輸入量は、外食需要の増加などで前年から2割増の約20万ケースとなり、11年ぶりに前年を上回る見通しだ。
サントリーによると、今年は猛暑の影響でブドウが小粒だったものの、果実の甘い香りが楽しめるという。
イベントに参加した東京都中野区の会社員(52)は「味がしっかりしていておいしい。10年前に比べても、ボージョレのレベルが上がっている」と笑顔だった。