春節に合わせて北京市内にお目見えした、今年の干支の辰にちなんだ竜のオブジェ（共同）Photo By 共同

中国は10日、春節（旧正月）を迎えた。今年の干支（えと）の辰にちなんで街中には竜の飾りがあふれた。

北京市中心部の竜潭公園では伝統的な縁日「廟会」が開かれ、訪れた市民でごった返した。大型連休は10〜17日の8日間。中国政府は春節前後の40日間に旅行や帰省で延べ約90億人が移動すると予想している。

連休中の海外旅行組も1日当たり延べ180万人と新型コロナ流行前の2019年の水準を回復する見込み。インターネット検索大手の百度（バイドゥ）などによると人気の海外旅行先に4位東京、6位大阪、8位札幌と日本の都市も選ばれている。