福島で就寝中60代女性宅に強盗、現金1万数千円奪われれる 3県で発生した事件と関連捜査
14日午前1時5分ごろ、福島県南会津町の住宅に住む60代女性から強盗被害に遭ったと110番があった。県警によると、女性は就寝中に襲われ、手首を縛られ、現金1万数千円を奪われた。女性は軽傷を負い、県警は強盗致傷事件として捜査。4月末以降に栃木、群馬、長野の3県で発生した強盗事件と手口が似ているとして関連を捜査している。
福島県警によると、現場は山間部で、女性は1人暮らし。手首をテープで拘束されていたが、自らほどき、近所の親戚宅に駆け込んだ。男は少なくとも2人いたとみられ、片言の日本語を話していたとされる。女性は戸締まりをしていたと話しているが、捜査関係者によると、住宅の窓ガラスの一部が割れていた。
栃木、群馬、長野の各県警によると、3県の事件は、いずれも山間部で起き、男2人組だったという。
4月30日、栃木県日光市の住宅で、就寝中の70代男性が頭を殴られ、手足を縛られ、財布を奪われた。5月6日、長野県松本市の住宅で、50代男性が刃物のようなもので脅され、体を縛られ、現金十数万円を強奪された。8日、群馬県安中市の住宅で、就寝中の70代男性が刃物のようなもので脅され、両腕を粘着テープで縛られ、現金約8万円を奪われた。