メンコンカフェの2人逮捕、歌舞伎町で無許可営業疑い 9000万円売り上げる
男性従業員が接客するメンズコンセプトカフェを無許可で営んだとして、警視庁少年育成課は31日までに風営法違反(無許可営業)の疑いで、東京・歌舞伎町にある店舗「ライオット」の経営者岡柊衣容疑者(20)=住所不定=と、東京都新宿区、同店従業員松本大悟容疑者(21)を逮捕した。同課によると、店を始めた昨年8月以降、約9千万円を売り上げたとみられる。
逮捕容疑は今年5月29日、新宿区歌舞伎町2丁目にある店で、女性客を接待するなどして無許可でメンズコンセプトカフェを営んだ疑い。
岡容疑者は「接待行為は従業員が勝手に判断し行ったこと。無許可営業はしていない」、松本容疑者は「風営法の許可を取っているから大丈夫と店に言われていた」といずれも容疑を否認している。
1月に店舗で当時15歳の中学生だった少女に酒を提供したとして、同法違反(未成年者への酒類提供)の疑いで元従業員の男(18)も逮捕した。「自分の客を取りたかった。楽しんでもらうために酒を提供してしまった」と容疑を認めている。