オリ山岡のオンラインカジノ利用発覚で12球団調査 他球団選手も利用か…NPBは自己申告要請
オリックスの山岡泰輔投手(29)のオンラインカジノ利用が発覚したことを受けた12球団の調査について、他球団の選手もオンラインカジノを利用していた可能性があることが26日、分かった。日本野球機構(NPB)は全12球団に対し、利用が違法行為にあたることを球団内で改めて周知徹底するよう求め、過去に利用したことがあれば、自主的に名乗り出るように要請していた。
NPBはオリックスの発表を受けた21日、全球団からの報告がまとまり次第、適切に対応すると発表。NPBの中村勝彦事務局長は25日に、結果を公表できるのは「早くても今週末」と説明し、利用者がいた場合、常習性の有無や金額、時期などを精査する必要があるとした。野球協約が禁じる野球賭博に該当すればNPBが処分を決め、それ以外のケースは各球団に一任する方針も明らかにしている。
オリックスによると山岡が利用したオンラインカジノは野球を含むスポーツを対象としたものではないが、球団は活動自粛の処分を科している。開幕まで1カ月、問題が球界に波及していけば、影響は免れない。