元フジ・渡邊渚さん テレビ局時代の給料に「やってけないですよ」ぶっちゃけ 「やりがい搾取」の実態語る
元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーで活動している渡邊渚さん(27)が、MCを務めるYouTubeチャンネル「REAL VALUE」の新番組「モデルプレス×REAL VALUE インタビュー」2日配信回に出演。局アナ時代の不満を漏らした。
「モデルプレス×REAL VALUE インタビュー」は、経営者たちの困難を乗り越えたエピソードや夢をかなえる秘けつなどのトークを引き出す新ビジネス番組。この日は「幻冬舎」編集者で70社以上の顧問も務めるラーメン店箕輪家オーナー・箕輪厚介氏が登場した。
箕輪氏から「テレビのときと比べて今どんな感じなんですか」と問われると、渡邊さんは「自分の生活を大事にできるなと思います」と回答し、続けて「あとはメークとか衣装とか自分で何もしなくていいのが楽です。これが一番」と笑みを浮かべた。
現在、この番組では出演にあたりスタイリストやメークさんが準備を整えてくれているというが、局アナ時代は全て自分で行っていたという。箕輪氏が「アナウンサーってまじ謎ですよね」と共感すると、渡邊さんは「そうなんですよ、会社員のはずなのに」とつぶやいた。
箕輪氏は「女子アナの知り合いとか、共演した人とご飯行ったりすると、みんなおかしいいって言ってます。会社員の給料しかもらってないのに、芸能人みたいな生活をしなきゃファンとかが来ちゃうし、週刊誌にも狙われるからセキュリティーとかちゃんとしたとこに住まなきゃいけないのに、給料は普通の会社員だから、やっていけないんですよ」と、仲の良いアナウンサーから聞いたという話を告白。渡邊さんは「やってけないです」と同調し、「テレビも給料はどんどん下がっているし、みなし残業なので、働いてない人と働いている人が一緒で…」と不満げ。「やりがい搾取ですよ」と本音を明かした。
渡邊さんは2020年にフジテレビに入社。「めざましテレビ」や「もしもツアーズ」などを担当した。23年6月にPTSDで体調を崩し、同7月以降に担当番組を降板するなどして療養していたが、昨年8月末で退社した。