日テレ 「DOWNTOWN+」への協力を発表 吉本に文春報道の説明求めず「その必要はないと思った」
日本テレビは27日、東京・汐留の同局で定例社長会見を開催。11月1日に配信開始のお笑いコンビ「ダウンタウン」の独自のインターネットサービス「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」に同局が協力すると発表した。同局の人気番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日曜後11・25)のコンテンツ提供などを行う。
この日の会見で岡部氏は「吉本興業さんから協力のご要望をいただいており、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のコンテンツの提供などを行う」と明言。「DOWNTOWN+」に協力することにコンプライアンス上の問題がないかを問われると、「過去作におきましてはHuluでも配信でも行っていますので。一番大事な生活者の皆さま、視聴者の皆さまのニーズを踏まえて協力していることをご理解いただければ」と説明した。
吉本興業に、松本人志に関する週刊文春の性加害報道の説明を求めたことはあるかを聞かれると、福田博之社長は「ありません」と断言した。その理由について、「その必要はないと思ったからです」と述べた。
女性に性的行為を強要したとの週刊文春の報道をめぐり、松本は発行元の文芸春秋などに対して5億5000万円の損害賠償、訂正記事の掲載を求めた訴訟を起こした。昨年11月に裁判を取り下げて“終結宣言”したが、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」などテレビ番組には復帰していない。
