菊間千乃氏 中国の旅行会社に「きちんとキャンセル料払っていただかないと」
元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏が18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜、午前8時)に出演。冷え込む日中関係の中で影響の出始めている観光業について語った。
番組では日中関係の悪化により、観光業で影響が及ぼし始めたことを取り上げた。中国人客が全体の1割程度で影響が少ないホテルがある一方、中国人が6割というホテルは大ダメージを受けているなどとし、さらに、中国の旅行会社は「国が払わなくていい」と言っているから、キャンセル料免除を主張されているという現状を報じた。
菊間氏は「少なくともホテルのキャンセル料は払ってほしいですよね」とこぼし「政治的な問題があるのはそうだけれども、中国政府としては中国の人たちに対して、日本の中で、中国の方が来ると身の安全が脅かされるような事態があるから、行くなって言っているようですけど、そんな事実はないわけで」と状況を説明。
そのため「民間の話はまた別問題なので、きちんとキャンセル料払っていただかないと、観光業の皆さんは本当に困っちゃうな」と苦慮した。
さらに「あと、これがどこまで続くか分からないってことを考えると、インバウンドでも中国の方だけとか、中国の方を多くってやり方じゃない方法で、もうちょっと幅広で受け入れてやっていかざるを得ないんだろうな」と中国依存度を低くしていく必要性を説いた。
