東京・歌舞伎町で悪質なホストなどの問題が相次いでいることを受けて、警視庁は25日、新宿の少年センターに相談窓口を開設します。

新宿・歌舞伎町のホストクラブを巡っては、高額な売掛金を支払わせるために、女性客に売春を促すことなどが問題となっています。

警視庁は、これまでも少年の相談窓口を設けていましたが、増加する悪質なホストや、メンズコンセプトカフェなどによる犯罪被害の相談対応を充実させるため、「ホストクラブ・メンズコンセプトカフェ等による犯罪被害相談窓口」を開設します。

窓口では、料金トラブルから「子供がホストにはまっている」など、本人以外の相談も受け付けるといい、警察官に加え心理専門職員が対応するため、心のケアも合わせて行うことができるということです。

相談窓口は直接相談と電話相談が可能で、平日の午前8時30分から午後5時15分の間、居住地や年齢問わず相談を受け付けるということです。
警視庁は「窓口の存在を知ってもらい、悩んでいることがあれば誰でも相談してほしい」としています。