テキーラ一気飲みで死亡、ホスト男性に労災認定
大阪・ミナミのホストクラブで2012年、テキーラを一気飲みして急性アルコール中毒で死亡したホストの田中裕也さん(当時21歳)の両親が、国に対し、労災と認めなかった決定の取り消しを求めた訴訟の判決で、大阪地裁(内藤裕之裁判長)は29日、労災と認定し、決定を取り消した。
判決によると、田中さんは12年4月からホストクラブで勤務。
同年8月1日未明以降、テキーラを一気飲みするなどし、同日朝、店内で倒れているのが見つかり、救急搬送されたが、死亡した。
両親は13年、大阪中央労働基準監督署に労災申請したが、「自らの意思で大量摂取しており、業務との因果関係は認められない」と退けられていた。
判決によると、田中さんは12年4月からホストクラブで勤務。
同年8月1日未明以降、テキーラを一気飲みするなどし、同日朝、店内で倒れているのが見つかり、救急搬送されたが、死亡した。
両親は13年、大阪中央労働基準監督署に労災申請したが、「自らの意思で大量摂取しており、業務との因果関係は認められない」と退けられていた。