自民「安倍派」が発足 党内最大、細田会長後任
自民党最大派閥の細田派は11日、所属議員による総会を党本部で開き、安倍晋三元首相の派閥復帰と、衆院議長に就いた細田博之氏の後任となる会長への安倍氏就任を正式決定した。
「安倍派」が発足した。安倍氏は「次の世代に誇りある日本を引き継ぐため、皆さまと共に力を尽くしていきたい」とあいさつした。
憲法改正にも触れ「改憲は立党以来の党是だ。われわれが議論の先頭に立とう」と呼び掛けた。
安倍氏は2012年の党総裁就任に伴い、細田派前身の町村派を離脱。20年9月の首相辞任後も無派閥だったが、派内では復帰と会長就任への期待が高まっていた。