女子高校生に売春強要 21歳ホストを逮捕 売春の相手や場所は「多すぎてわからない」 北海道札幌市
女子高校生に売春を強要した疑いで、ホストクラブ従業員の男が逮捕されました。
男は容疑を認めていますが、売春をさせた場所や相手については「多すぎて分からない」と話しています。
児童福祉法違反と売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む、ホストクラブ従業員、脇田一星(わきた・かずき)容疑者21歳です。
脇田容疑者は、去年9月、札幌市中央区のホテルで、当時17歳の高校生だった少女に、男性客へいかがわしい行為をさせた疑いがもたれています。
警察によりますと、脇田容疑者と被害に遭った少女は、去年8月、インスタグラムで知り合い交際していました。
知り合って間もなく、脇田容疑者は少女にホストクラブへの同伴出勤を求め、店で高級シャンパンを購入させるなどしておよそ280万円の「ツケ払い」をさせたということです。
ツケを支払わせるために、脇田容疑者は、女性に扮して出会い系サイトで男性を誘い、札幌市内のホテルなどで少女に売春をさせていました。
脇田容疑者と同居していた女性は、祖父母の家に荷物を取りに来たところを警察に保護され、事件が発覚。
少女は保護されたとき泣きじゃくりながら「どうすることもできなくて困っていた」と答えたということです。
警察の取り調べに対し、脇田容疑者は「売春させていたことは間違いない」と容疑は認めていますが、いつ、どこで、誰と、いかがわしい行為をさせたかについては「多すぎてわからない」と話しています。
少女は事件の後、大学を受験し、無事合格。現在は大学に通っているということです。