「トー横」暴行死事件「卍会」と“木更津の暴走族”が死亡男性に暴行
東京・新宿歌舞伎町の「トー横界隈」と呼ばれるエリアのトラブルで、男性が暴行を受けて死亡した事件で、事件の3週間前に男性に暴行を加えていたとして4人が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、職業不詳の田村孝広容疑者(43)と露崎翼容疑者(20)、少年2人のあわせて4人で、去年11月、歌舞伎町近くの公園で、氏家彰さん(43)に殴る蹴るの暴行を加え大けがをさせた疑いが持たれています。
警視庁によりますと、氏家さんと4人は若者が集まる「トー横界隈」で知り合ったとみられ、田村容疑者は、「歌舞伎町卍会」と名乗るグループの幹部で、露崎容疑者ら3人は千葉県木更津市の暴走族グループのメンバーだということです。
4人は取り調べに対し「氏家さんが両グループの対立をたきつけた」などと供述しているということです。
このトラブルがきっかけとなり事件の20日後、氏家さんは2つのグループの別の男らから集団暴行を受け死亡していました。