へずまりゅう “煉獄さん”仕様でホストデビュー「自分はカッコイイ。この職は天職」
元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう(30)が14日、ホストデビューを果たした。東京・歌舞伎町のホストクラブに勤務初日となったへずまは「月1000万円売り上げて、ナンバー1になる」と豪語してみせた。
へずまは金髪に染め上げ、眉毛を黒く強調し、エリ出しの黒シャツに白スーツを着込んで、さっそうと店に現れた。
「実は煉獄さんの大ファンで」と「鬼滅の刃」の人気キャラ「煉獄杏寿郎」をモチーフにしたというが、鬼滅ファンから反感を買うのは時間の問題だ。
もっとも本人は本気も本気だ。当初、別のホストクラブで勤務予定だったものの事前に情報が漏れ、店側に苦情が殺到。
ホスト転身が頓挫しかけた中、「CLUB ATOM ―TOKYO―」が救いの手を差し伸べる形で、デビューにこぎつけた。
ホストといえばイケメンがお約束。同店のホストもイケメンぞろいだが、へずまは高身長(180センチ)だけで、お世辞にもイケメンのくくりには入りそうにない。
へずまは「体重はまずいと思っているが、最近は『熊みたいな大きい男の人が好き』という女の子が増えている。ホストは体形とか見た目じゃなくトーク術。自分の武器は知名度で、へずまりゅうと話したいという子もいる。捕まりましたし、選挙にも出たし、ユーチューブのいろんな裏情報とかで、お客さんを楽しませてあげたい。お酒も大好きです」と自信をのぞかせる。
当面、同店に1か月勤務し、売り上げや勤務態度などを見て、契約更新されるかが判断される。
同店プロデューサーの大空ひかる氏は「目が本気なんで、その思いで頑張ったら、いけるんやでというのを表現していただければ」と期待を寄せた。
へずまは「自分がカッコイイと思っているんでこの職は天職。なんで最初からやらなかったのか。とりあえず、この1か月で1000万円以上を売り上げ、ナンバー1になって、お店をもっと有名にしたい。どんな邪魔が入っても、この1か月はやりきる」と決意していた。