復興願う壁画アート崩落原発避難の福島・双葉町
東京電力福島第1原発事故で全住民が避難している福島県双葉町は、16日の地震で震度6弱が観測された。
復興を願いJR常磐線双葉駅前に描かれた壁画は崩れ、商店街にある2階建ての洋品店は1階部分が押しつぶされた。いずれも地震による被害とみられる。
壁には「ここからもう一度進む」との思いを込め地面を指さす手と「HERE WE GO!!!」の文字が描かれていたが、手の部分の上半分が崩れ落ちていた。
壁画を企画した高崎丈さんは「元々復興の途中で取り壊されると想定していた。この絵があったから町内外の人々とつながれたので一つの役目を終えたということかもしれない」と語った。