従業員に客引きをさせた疑いで都内初摘発 風俗案内所の経営者を逮捕 東京・神田駅周辺
東京・千代田区のJR神田駅近くの路上で、風俗案内所の従業員に客引きをさせたなどとして、経営者の男ら5人が今月9日、逮捕されました。
風俗案内所の経営者・石井純平容疑者(46)は今年3月、雇用契約を結んだ山路保容疑者(42)に千代田区のJR神田駅近くの路上で客引きをさせた疑いがもたれています。
また、山路容疑者ら男4人も客引きをしたとして逮捕されました。
警視庁によりますと、東京都迷惑防止条例の「客引き等の対償の供与」を適用して客引きの雇用主が摘発されるのは都内で初だということです。
石井容疑者は従業員に無線で指示するなどして客引きをさせ、1日に50人ほどの客をキャバクラなどに紹介し、1人あたりおよそ5000円の紹介料を店から受け取ったうえ、山路容疑者らに日当を渡していました。