JR新橋駅近くのぼったくりパブを摘発 酒を5、6杯飲んだら「37万円請求」 去年から相談が急増
男性客に対し、いわゆる“ぼったくり”をしたとして、警視庁はJR新橋駅近くで飲食店を経営する女を逮捕しました。
東京・港区新橋の「パブsmile」の経営者・高野ひとみ容疑者(53)は今年1月、従業員らと共謀して客の50代男性に対し「払いなさいよ」などと言って腕を引っ張り、コンビニのATMまで連れて行くなどして飲食代を取り立てようとした疑いがもたれています。
警視庁によりますと、男性は客引きに連れられ来店していて、午前2時からおよそ4時間で酒を5、6杯飲んだところ高野容疑者から37万円を請求されたということです。
男性が支払いを拒否し、コンビニの店内でもめていたところに偶然、警察官が立ち寄ったため、高野容疑者らは立ち去り、支払わずに済んだということです。
新橋地区では、ぼったくり被害の相談が去年から急増していて、この店についても少なくとも40件の相談が寄せられているということで、警視庁が余罪を調べています。