鳥取県で記録的大雨 24時間雨量500ミリ超 濁流で橋が流される被害を複数確認 道路の寸断により11集落が孤立
台風7号の影響で、きのう大雨特別警報が出されるなど記録的な大雨となっている鳥取県では、橋の崩落により集落の孤立が相次ぐなど被害が広がっています。
記者
「山から水が流れ出し、道路にあふれてしまっています」
きのう、鳥取市では佐治で1時間雨量97.5ミリの観測史上最大を記録。24時間雨量も500ミリを超えるなど、鳥取県東部を中心に記録的な大雨となっています。
鳥取市内では濁流で橋が流される被害が複数確認されていて、こうした道路の寸断により11の集落が孤立状態となっています。また避難所の1つでは、建物の前の道路が濁流でえぐられるなどしていて、避難所自体が孤立してしまっています。
その他、道路の冠水や土砂崩れが各所で発生しているもようです。
大雨特別警報などを受けて、鳥取市と三朝町には災害救助法が適用されていて、県と市などは被害の全容解明に全力を挙げることにしています。