立民・塩村あやか参院議員 “悪質ホスト問題”を国会で取り上げたワケ「多くの女性が…悪質だと感じ」
立憲民主党の塩村あやか参院議員が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。“悪質ホスト問題”が国会で議論されたことに言及した。
売掛金が数百万円にもなり、支払わない女性に対し、ホストが風俗での仕事や路上での売春を強要するケースが多発し社会問題化。被害者の中には、18歳や19歳の未成年の女性もいる。
9日の参院内閣委員会では、塩村氏が“悪質ホスト問題”を取り上げ、取り締まりの強化や相談窓口など女性への支援体制の整備が必要だと指摘。
これに対し、松村国家公安委員長は、違法行為は検挙などをしているとしたうえで「対策をさらに進めるよう警察を指導していく」との考えを示した。
塩村氏は“悪質ホスト問題”を国会で取り上げた理由について、「まずは東京だったということ。私の選出が東京なので、まずそこなんですけど、報道が本当に多くなってきていて、なおかつ少なくない女性たちが、しかも若年女性で社会経験が少ないんですよ。そういった女性たちが組織的に(被害の)ループに巻き込まれていく、多くの人たちが巻き込まれていくというの知り、しかも悪質だと感じ、取り上げないといけないと思いました」と話した。
対策については「マインドコントロールされていると、女性が自分で売春をする、自分で風俗に行く、もちろん、その先には買う人がいるわけで“女性のやりたことを止めるな”という声、バッシングが始まる」と指摘し、「自浄作用を期待しての国会質問でしたが、その先が難しいのあれば、風営法をもっときっちりとやっていく、改正する、新法を立ち上げる、このあかりを頑張っていくことが必要。売掛を禁止していくとか、しっかりと考えないといけない」と話していた。