「寒いからといって家に帰るのは危険」大陸で反射した津波が到達する可能性も 日本海側の広い範囲に津波警報・注意報発表中 気象庁
気象庁は今夜2回目の会見を開き、津波や断続的に続く地震などについて注意を呼びかけました。会見の詳しい内容について気象庁前から中継です。
気象庁は午後8時半に石川県能登に発表していた大津波警報を津波警報に切り替えましたが、会見の中で気象庁の担当者は「現在も1メートル以上の津波が到達する可能性があり、決して安全ではない」として、解除まで避難を続けるよう呼びかけました。
今回のような日本海側の津波について、「大陸側に伝わった津波が反射してくる可能性がある」説明し、反射してくる波についてもシミュレーションや監視を続けているとしています。そのため、現時点で警報や注意報の解除の見込みは立っていないということです。
寒さの厳しい時間帯になってきましたが、気象庁の担当者は「寒いからといって家に帰るのは危険なので、避難先で暖を取る工夫をしてほしい」と呼びかけています。
また、地震についても今後1週間程度は同規模の地震が発生するおそれがあるとして、最大震度7程度の地震に注意するよう呼び掛けています。