歌舞伎町の元ホスト逮捕 女性客に売春強要か GPSで監視も
新宿 歌舞伎町のホストクラブの従業員が、飲食代金の回収のため、客の女性に路上で売春の客待ちをさせたとして、強要の疑いで警視庁に逮捕されました。
従業員はスマートフォンのGPSアプリを使って、女性の位置情報を監視していたとみられています。
逮捕されたのは、新宿 歌舞伎町のホストクラブの従業員、加藤勝理容疑者(27)です。
警視庁によりますと、去年5月、客の飲食代をホストが立て替える「売掛金」の回収のため、20代の女性に歌舞伎町の路上で売春の客待ちをさせたとして、強要の疑いが持たれています。
従業員は、この店の元ホストで、店に通っていた女性に対し、未納の飲食代金およそ20万円の支払いを求めていたということです。
その際、「金が払えないなら路上に立って体を売って払え」などと言って売春の客待ちをさせ、スマートフォンのGPSアプリで女性の位置情報を監視していたということです。
警視庁の調べに対し、「売掛金の回収の期限が迫っていて、回収しないと自分の給料が減ってしまうため、無理やりやらせた」などと容疑を認めているということです。