能登半島地震義援金 6市町の住民に“一律5万円支給”へ 石川県
能登半島地震の災害義援金について、石川県はきのう、被害の大きかった6つの市と町の住民に一律5万円を支給することを決めました。
対象となるのは、水道などライフラインの被害が大きな七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町の6つの市や町の住民およそ12万人です。
石川県に寄せられた災害義援金は170億円近くに上っていて、第一次配分として、住民ひとりあたり一律5万円を支給するほか、死者・行方不明者や、住宅が全壊した世帯に20万円を支給します。
きのう、発生から1か月となった能登半島地震ですが、犠牲者は240人、安否不明者は15人になっています。
また、県内の断水は4万戸あまりで続いていて、ライフラインの復旧などはまだ道半ばの状態です。