歌舞伎町のホスト店「ARCANA」が約5か月半の営業停止処分に 都公安委員会 女子高校生を入店させ酒提供する違反行為繰り返す
未成年を繰り返し店に立ち入らせ、シャンパンなどを提供したとして、東京・歌舞伎町のホストクラブが都の公安委員会から営業停止命令の行政処分を受けたことがわかりました。
警視庁によりますと、東京都の公安委員会は今月16日、新宿区歌舞伎町のホストクラブ「ARCANA」に今月23日から8月5日までの165日間の営業停止命令の行政処分を出しました。
風営法では、ホストクラブが▼18歳未満の客を入れること、▼20歳未満に酒の提供をすることを禁じていますが、「ARCANA」では去年3月ごろ、当時17歳だった女子高校生を客として店に立ち入らせ、シャンパンなどの酒を提供する違反行為を繰り返していたため、悪質と判断されたということです。
この女子高校生は店のホストから「ナンバーワンになるためお前の力が必要だ」などと言われたことから、170万円ほど店に支払っていましたが、この金は歌舞伎町の路上で売春の客待ちをするいわゆる“立ちんぼ”行為を行い、稼いだものだったということです。